2023年のご挨拶と竹下流のテーマ
2023年のテーマ
変化を恐れるな!
エボリューションではなく
レボリューションを目指せ!
2023年のテーマを動画で解説
まずは気学上から、2023年の特徴を解説します。
竹下流九星気学は、九星気学と竹下流統計学の2つを合わせた学問で、九星気学というように、気学には一白・二黒・三碧・四緑・五黄・六白・七赤・八白・九紫まで九つの星が存在します。
竹下流九星気学では36年を1周として1つのサイクルとしており、九つの星それぞれに象徴される『星の特徴』があり、それが毎年ルーレットのようにぐるぐると巡っていきます。
ちなみに去年は五黄土星の1年で、今年は四緑木星の年になりました。
このように九つの星が入れ替わることで、今年はどのような年になるのか?どう過ごせばいいのか?なども変わり、その年の心構えがある程度予測できるのです。
竹下流では『同じ目標にみんなで向かって行こう!』と、毎年竹下がその年に相応しいテーマを発表していますが、なぜ毎年テーマを決めているのか?についてお伝えしていきます。
何もしないうちにあっという間に月日がたってしまった・・・という経験がある方は多いと思いますが、目指すものがないとどこにも辿り着かないと言われるように、目標を設定せずに物事を進めるのは、目的地を決めずに歩いているのと同じようなものなのです。
年のテーマを掲げることで、みなさまが1年を有意義に過ごすための【地図・道標】にして欲しいという想いがあるからです。36年間 の中で、全く同じ1年というのは一つもなく『注意が必要な年』や『勢いに乗っていく年』などその年の特徴は毎年変わっていきますので、気学上の象徴に加え竹下が世の中の背景や情勢を読みながら、みなさまに1年の過ごし方をお伝えしているのが今年のテーマなのです。
さて、2022年は36年に一度めぐってくる五黄の寅年で、最も強烈な【破壊の年】と言われる1年でした。
2022年のテーマは【防御は最大の攻撃である 最後は気合と真心だ】で、去年も年頭から『しっかり足元を固めて、気をつけろ!貯金をして、堅実に!』と警告していましたが、予想通り紛争や円安や災害など、世の中全体が不安定で非常に荒れた1年となり、振り返ってみれば年明けからすぐに2022年の象徴が現れた年でした。
今年の2023年は物事の【再生の年】で、どん底だった2022年が終わり今年は巻き返しの良い流れがスタートし【革命の年】に入っていきます。
全てのものごとは上がりきったものは必ず下がり、逆に下がったものは必ず上昇していくという流れがありますが、今年は世の中自体が良い流れに変わっていきますので、私たちも変化しやすい1年となります。
2023年のテーマについて
竹下が動画でもお伝えしているように、
★エボリューションとは『進化』
物事を改善させて発展させていくこと、今ある状態を進化させて広げていくこと
★レボリューションとは『革命・変化』
物事が改革されて急激に変化すること、大変革、逆転現象
エボリューションは時間をかけて流れが変化することを意味しますが、レボリューションの方は今までの仕組みを変えるような急激な変化・大きな改革という意味があり、2つとも変化するという点では同じですが、スピードやスケールには大きな違いがあります。
では、今年の目標に向かってすぐに突き進めるか?と言ったら、実は多くの方がそうではありません。
人は本来、現状維持が大好きという性質を持っていますが、特に現状が上手くいっていない人ほど、自分を変えることに異常な拒否反応が出てしまいます。
引っ越し・転職・離婚・結婚など、やらなければいけないことを先送りにして、見なかったことにしてしまう傾向が非常に強いのです。
また、自分に自信がなくなると現実逃避としてぶっ飛んでしまうパターンもあります。
『芸能界に入ろうかな・・・』
『作家になろうかな・・・』
など、現実離れした夢のような事を言い始めてしまう方が非常に多く、ちゃんと現実を見ずに、本来やるべきことを放棄して夢の中に逃避してしまうのです。
鑑定士 佐倉智子のレボリューション
『現状維持が一番!安定が一番!!』と、ひたすら守りに徹して生きていた時期がありました。
シングルマザーで3人の息子を育て上げましたが、1番下の子が0歳の時の離婚でしたのでそこから3人を抱えて、壮絶な子育てがスタートしました。
離婚してすぐに就職したのは大手スーパーグループの事務。事務職時代は現状維持がメインでしたので、当然パッとしない生活です。手取り15万円の給料でその中から無認可保育所に10万円を支払い、その残金で家賃も食費もやりくりするのですが、金銭的に苦しい時ほど大きな出費が必要な問題が次々に起こり、さらに経済的にも厳しく追い討ちがかかる日々でした。
そんな波乱万丈ありすぎる人生でしたので(笑)何も起こらない人生・安定した生活を心から望んでいたのです。
本業は事務職から離職率の高い営業職に転職し、営業成績で結果を出すことが一番大事な時期でしたが、とりあえず細く長く無事に勤められたらそれで良いと思っていました。自分にとって営業は無理だと思っていたので、どこかのタイミングで辞めてしまおうという気持ちもずっと持っていました。
その後も、色々なことがうまくいかずに空回り状態が何年も続いていたのですが、私も何か輝くことがしてみたいと見つけたのが【女性向け起業家セミナー】というグループ。
今思えば追い詰められた結果、現実逃避で思いついたのが、起業という発想でした。
初めて竹下の鑑定を受けた時『マクロビのお弁当屋さんで起業しようと思います!』と本気で宣言していました。起業家セミナーでは机上の構想を練っていて『私はできる!!』と思い込んでいましたが(笑)これこそが現実逃避の思考・・・堅実的なプロセスは全部すっ飛ばして、夢ばかり追っていました。
竹下からは『本業である営業職で結果を出せていないのに起業ができるほど経営は甘くない。まずは営業成績でちゃんとした成績を出すのが筋じゃないのか?』と叱られました。最初は『わかりました・・・』と言っていましたが、本心では『あ~、嫌なところを突いてくるな~。それが一番やりたくないんだよな~』と思っていたのです(笑)
自分を変えたくないと思っているうちは、本当の改革は出来ません。出来たとしてもスキルアップや仕事の改善などのエボリューション(正常進化)の範囲です。
その後は何度も鑑定を受けて、『目の前の仕事を必死でやれ!適職だからがんばれ!』と叱咤激励の洗礼を受け、営業成績の報告をしながら進んでいくうちに成績が伸び始め、ハード路線を走り続けるうちに『あれ?なるほど!!営業って楽しいかも』と思えるようになってきたのです。
今思えばここが私のレボリューションの始まりでした!!
脳がほどほどで良いという状態から、せっかくやるならガンガンやらないと損だ!という思考に変わり、大きな意識改革が起きたのです。こうなると大変なことがあっても乗り越えられるようになり、以前の私は結果が出ない時はすぐに諦めてしまい悪い意味で『サラッと』していましたが、今では眠れなくなるほど悔しいという感情に変わっています。
竹下イズムでしょうか(笑)でも本当にそうなのです!!どうせならやってやる!という思考に変わってから、人生が動き始めました。
そして数字にこだわり給与が上がってくるにつれて少しずつ自分にも自信が出始め、あの『お弁当屋さん』の妄想はすっかり消えてなくなりました(笑)
私の中のレボリューションは、自分のメンタルが変わった・・というよりは今の仕事や人生に対する向き合い方を根本的に変えることができたという事です!
今でも竹下の鑑定で一番心に響いている言葉は『現状維持は衰退と一緒だよ』という言葉です。
3人の子供を抱えてポンッと社会に出て、ひたすら守ることだけに必死だった頃・・細々と食べていけるだけの生活でいいと、なにも挑戦する気がなかった頃・・あの生き方のまま自分を変えられなかったら、今のようなやりがいのある人生を送ることはあり得ませんでした。そして、竹下がいつも厳しく温かく指導して下さるおかげで、今も変化を恐れることなく、新しいことにどんどん挑戦している日々なのです。
実は竹下も、人生において大きなレボリューションを何度も経験しています。(詳しくは動画をご覧くださいね)第三者から見ると、どう考えてもここで変えないとマズい!という転換期が何度もありますが、竹下であっても上手くいっていない時はやはり現状維持の方を選択してしまうのです。
自分を変えるということは、本当に勇気がいること。人は、明らかに変えたほうがいいとわかっていても、その環境に慣れてしまうと変化したく無くなるようで、こういう思考はどんな人であっても同じなのです。
竹下が大きなレボリューションをして、スタートした竹下流気学は今年で26年。そこから5万件以上のデータを元にどんどん統計をとって検証を重ね、今では非常に多くのみなさまをご指導させて頂いてますが、その竹下ですら過去にはこういった経緯をたどって今があるわけです。
やらなかったらいつまでも何も変わらない。でも勇気を出して本気でやれば、自分の人生のレボリューションは確実にできるのです!
1人で変化できないのはどんな人でも同じです
2022年の破壊の年から2023年は壊れたものを修復するという再生の年になりますが、そこに必要なのはエボリューション(進化)ではなくレボリューション(革命)なのです。
【レボリューションをすべき年】とわかっていても、先ほどの私と竹下の体験談のように、人は誰かに本気でお尻を叩かれないと変化できないのです。誰の助言も後押しも必要とせずに独自でレボリューションができるのは、一部の天才だけです。また現状維持の期間が長ければ長いほど、頭ではわかっていても実際に行動にうつすのは、より難しくなってしまいます。
繰り返しますが、もともと人間には現状を維持するという本能があり一定の状態を保つことが安心につながりますが、逆に変化をしなければならない状態になると『心配・不安・恐怖』というストレスを感じてしまうのだそうです。その時に一番支えになるのが目標の共有や共感です!誰かに背中を押してもらったり叱咤激励してもらうと人は変化する勇気が湧いて来て、今年のテーマを共有し目標にすることで、1人ではなくみんなで『恐れずに変化する』ことができるのです。
いかがですか?大きなレボリューションを遂げて、今年の最後には『変えられてよかったーー!』と言える1年にしたいですね!有識者の話を聞いたり、鑑定でプロのアドバイスをもらいお尻を叩かれながら、しっかりレボリューションできる1年にしていきましょう!!
気学上の新年は2月4日からですが、今から今年のテーマについて考えてくださいね。
歴代の「テーマ」
- 2022年(令和4年) 防御は最大の攻撃である 最後は気合と真心だ
- 2021年(令和3年) 人生に近道はない!こんな時代だからこそ地に足をつけて本質で生きろ!
- 2020年(令和2年) 仲間がいれば、壁は越えられる!
- 2019年(令和元年) 今しかできないことを最優先しろ!
- 2018年(平成30年) 本当に必要なのは嫌われない努力である!
- 2017年(平成29年) 20年後から目をそらすな!
- 2016年(平成28年) 先ずは無理してみませんか?
- 2015年(平成27年) どうせやるなら、笑顔でやれ!
- 2014年(平成26年) 前例の無いことは、やるな!
- 2013年(平成25年) 自分なりの努力は無駄である!
- 2012年(平成24年) 人生、逃げるが負け!
- 2011年(平成23年) 殴ってくれる人を探せ!
- 2010年(平成22年) 答えは想定外にある!
- 2009年(平成21年) やるべきことをやれば、必ず道は開ける!
- 2008年(平成20年) 失敗と挫折は、人生の栄養である!
- 2007年(平成19年) 人生に手遅れは無い!
- 2006年(平成18年) 未来のために今を捨てる勇気を持て!
- 2005年(平成17年) 出会いに図々しくあれ!
- 2004年(平成16年) 君に今、自慢はあるか?
- 2003年(平成15年) 何もしないことが最大の失敗である!
これらのテーマは、すべて竹下宏が決めています。
短い言葉ですが、占い師歴25年以上、5万件の鑑定をしてきた竹下だからこそ、どれもズシッと心に響く言葉ばかり。
時々読み返すことで、反省や気づきを与えてくれます。皆様もぜひ参考になさってください。